肥料のはなし
こんにちは。
ブログ・うちの畑でとれちゃいました!に遊びに来てくれて、ありがとうございます。
「肥料」についての話です。
みなさんは、肥料って何を使ってますか~?
土を起こすときや追肥などで使いますが、一口に「肥料」といっても、いろいろ種類がありますよね!
植物の成長には3つの栄養素、窒素(チッソ)・リン酸・カリが必要です。
この3つはそれぞれ
・窒 素……葉っぱに効く
・リン酸……花や実に効く
・カ リ……根っこに効く
と、役割がちがいます(人間も、カルシウムは骨に、タンパク質は筋肉に…とかありますよね)。
うちは有機肥料を使っているので、有機肥料の話になります。
有機肥料は、動物や植物が原料となって作られてます。
うちでよく使うのは
・油粕
一般的によく使われる肥料。100円ショップでも売ってます。
窒素が多めで葉っぱに効くので、葉物野菜に与えると効果が期待 できます。
ただ、マメ科は自分で窒素を作ることが出来るので(根粒菌のはなし)、マメ科の野菜には与えないでください。
実の付きが悪くなってしまいます。
・魚粉
イワシなどの魚を乾燥させて、粉にしたものです。
リン酸が多めで花や実に効くので、実物野菜に与えると効果が期待 できます。
アミノ酸も多く、実物野菜を美味しくしてくれます。
・骨粉
動物などの骨を乾燥させて、粉にしたものです。
リン酸が多めで花や実に効くので、実物野菜に与えると効果が期待できます。
カルシウムも多く、土の中のカルシウム不足を補ってくれます。
・草木灰
草や木を燃やして出来た灰です。
カリが多めで根っこに効くので、根菜に与えたり、根っこをしっかり張らせたいときに効果が期待できます。
じゃがいもを植えるときに切り口につけたり、土を中和する作用もあります。
灰なので、焦げ臭いにおいがします(笑)。
・鶏ふん
ニワトリのふんを発酵・乾燥させたものです。
化成肥料並みに、短期間に強く効くのが特徴です。栽培期間の短い野菜にオススメです。
昔は鶏ふんは臭いがきつく、「鶏ふん=くさい」というイメージでしたが(苦笑)、最近は臭いも軽減されて扱いやすくなりました。
うちでは、これらの肥料を組み合わせてつかってます。
…といっても専門的なことを考えて使ってるのではなくて~(笑)
じゃがいもは短期決戦だから、鶏ふんだな
とか、
ナスが実をつけ始めたから、魚粉と骨粉にしようかな
とか、
ブロッコリーにしっかり根っこを張ってもらいたいから、草木灰がいいかな
…って感じであげてます。
追肥のコツは、1度にたくさんやるのではなく、小まめに少しずつ、だそうです。
でも、例えばナスなんて、追肥すると「ぐ~ん!」と大きくなるんですよね。
何か嬉しくなっちゃって、ついたくさんあげたくなって…
素人にありがちな失敗だそうです(笑)。
「肥料は小まめに少しずつバランスよく」
これが大事なようですね。
あなたの畑の野菜たちは元気ですか?
楽しく育てて美味しく食べちゃいましょう~!
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