石灰を撒くときの注意

石灰を撒くときの注意

こんにちは。

ブログ・うちの畑でとれちゃいました!に遊びに来てくれて、ありがとうございます。

 

「石灰」についての話です。

今日は「石灰を撒くときの注意」です~。

 

土を作るときに欠かせない石灰ですが~、たくさん撒きすぎると、逆に悪い作用が出てきます。

 

石灰を混ぜすぎると、土のPHが高くなります。

すると鉄、ホウ素、マンガンなどミネラルが溶けにくくなって、野菜たちが吸収しにくくなります。

ミネラルが足りなくなることで野菜の成長が悪くなり、味も悪くなってしまいます。

 

石灰は、土の有機質を分解する作用を持ってます。

土に石灰をたくさん入れすぎると、石灰の働きで有機質が分解されて少なくなってしまい、土が硬くしまってきます。

水はけも悪くなってしまって、土が悪くなってしまいます。

 

また野菜たちは弱酸性の方がよく育つので~、石灰を入れすぎると逆に野菜が育ちにくくなります。

 

生石灰・消石灰はアルカリ分がとても強いので~、養分を入れるというよりは、土の酸性を中和するということで使われることが多いようです。

「とにかく土を中和したい!」

ってときには、消石灰がいいようです。

 

苦土石灰は土を中和できるうえにマグネシウムの補給ができる、お得な石灰。

マグネシウムは野菜の成長には欠かせない栄養素ですが、水に流れやすいのです。

雨の多い日本ではマグネシウムがなくなりやすいので、苦土石灰は日本の畑に向いている石灰です。

 

有機石灰は他の石灰に比べて、ゆっくりとマイルドに効きます。

「もしかして、今まで石灰入れすぎてかも…」

と、心配になってきた人には、有機石灰がオススメです。

入れすぎても悪い影響が出にくくて、カルシウムも補給できます。

 

石灰以外にも、堆肥に使う牛ふんや肥料に使う草木灰もアルカリ性で、中和効果があります。

効き目もとても穏やかなので~、石灰の入れすぎに心配な人に良いようです。

 

スギナやオオバコが生えている土は、酸性が強いみたいです。

自分の畑の周りを散歩しながらチェックしてみるのもいいですね!

 

あなたの畑の野菜たちは元気ですか?

楽しく育てて美味しく食べちゃいましょう~!

 

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